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世相:総理年頭記者会見2012

◆幻滅的内容
4日午前10時から、野田総理の年頭記者会が行われた。
NHKTVの中継で見たが、予想通り幻滅的内容であった。
大震災後の年頭にあたって国民に語る内容とは、とても言えない。

平板なことばの羅列で、何も心に響かない。
国民よりも、目先の国会対策色の濃い会見だった。
年頭からこんな「ダメ」な総理を見ると、もう駄目だ。

記者の質問もひどいものだ。
木で鼻をくくったような回答しか返って来なことを聞く。
いつもながらの形骸化した記者会見だ。

「野党が協議に応じないならどうするのか?」→「まずは応じてもらうよう努力する」
「選挙で国民の信を問う」とでも言わせたいのだろうが、言うはずもない。
ある意味の慣れ合いで、応答に緊張感はなく、形式的で時間のムダ使いだ。

 ◇ ◇ ◇

むしろ、こんな内容の薄い記者会見そのものを厳しく批判すべきだ。
「どういう日本を実現しようとするのか」が見えない。
「そのために何が必要か」も「どういった政策で実現するのか」も全く不十分だ。

民主党はガタガタでバラバラだ。
自民党が政権に復帰すれば<元の木阿弥>だ。
そうなると国民は<橋下・維新の会>に雪崩れることになるのだろうか。