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城下町参考書を読む4

◆連想:旧町名から大名行列へ
新発田城下の町名に、小人町(こびとまち)と古徒士町(ふるおかちまち)がある。
小人町には小人衆が、徒士町には徒士衆が屋敷割りされていた。(当り前の説明だ)
さらに調べたくなって、ネットで検索した。

小人衆とは、大名行列で殿様の身の回り品を運ぶ役を受け持つ。
徒士衆とは、大名行列の先導をしたり、行列を警護する役を受け持つ。
この程度しか分らない。

普段は何をしていたのだろうか?
大名行列とは、どういう並び方(供ぞろい)だったのだろうか。
大名行列とは、どんな風に参勤交代で江戸と往復したのだろうか。

◆童謡:『鞠(まり)と殿様』
『鞠と殿様』という童謡があ』る。
てんてんてんまり てんてまり、である。
これの二番の歌詞が、子供の頃から、ずっと気になっていた。

  おもての行列 なんじゃいな
  紀州の殿様 お国入り
  金紋先箱 供ぞろい
  お駕籠のそばには 髭奴
  毛槍を振り振り ヤッコラサのヤッコラサ

  1925年(昭和4年)西条八十作詞 中山晋平作曲

◆探す:大名行列の本
<大名行列>でネット検索すると、気軽に読めそうな本はたったの2冊見つかった。
さらに粘って検索したら、福島県立博物館の大名行列図の展示会図録を見つけた。
一般書はAmazonで、図録は博物館から、購入した。

・大名行列の秘密  安藤優一郎 NHK出版生活人新書 2010年 \735
・参勤交代  山本博文 講談社現代新書 1998年 \735
・武者たちが通るー行列絵図の世界  福島県立博物館 2001年 \800

まだ、ざっと目を通したところ。
大名行列、参勤交代について、分りやすく書いてあり、いずれも読み通したい。
ただ、小人や徒士が、行列のどこで何をしているか書いてないので、ストレスは未解消。

(読後感は、後日報告します)