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2020年06月30日

食材:パスタソース『カルボナーラの原点』

◆新型コロナでパスタ&ソースが消えた
 巣篭り需要で、スーパーからパスタが消えてしまった。
 パスタソースも、もちろん、いっしょに消えた。
 これには、ほとほと弱った。

 パスタは、Amazonで見つけたイタリアのBariilla 5kgを購入した。(4/30のblog記事)
 その後、同じくイタリアのDivella 5kgを購入した。
 本場のパスタの味に出会えて、満足している。

 ソースの方は、以前は、ママーの商品と手作りを併用していた。
 ママーのソースは、ネットでまとめ買いしても、スーパーの店頭価格よりも割高だ。
 そこで、なるべく手作りで済ませようとしたが、「カルボナーラ」はあきらめた。

 クックパッドなどのレシピを参照すると、とても我が手には負えない。
 材料をそろえるのが大変で、作る手間もなかなかだ。
 やむなく、手作りをあきらめて、レトルト商品を探すことになった。


◆『カルボナーラの原点』との出会い
 検索でヒットした中で、『カルボナーラの原点』という商品名に惹かれた。
 Amazonの商品説明ではよく分からないので、カスタマー・レビューを参照した。
 参考になる内容のレビューがいくつか並んでいた。

 ◇レビューの引用(要約)
  ①
  個人的にはこの値段でこのカルボナーラが食べれることに感動しました。
  イタリア人に「カルボナーラ作った」と食べてもらったら、絶賛してくれました。
  あとで、レトルトで、2ユーロで買えると言ったら、さらに絶賛されました。

  確かに日本でよく食べるようなクリームを使ったカルボナーラではありません。
  日本のカルボナーラが基準になっている人が初めて食べると、「何?」となるかも。
  イタリアのカルボナーラが基準になっていると「これ、これ!」となるでしょう。

  上記の理屈抜きで、純粋に美味しいと思います。
  是非一度食べてみてほしい味です。

  ②
  チーズの味が濃く、手作りで卵黄を入れたかのようなトロミ感が、とても良いです。
  「レトルトで手抜きしたな」と家族に言われず、「これは好き!」と喜ばれています。

  本場のカルボナーラは、日本で食べられているのと異なり、生クリームが入りません。
  本品は、イタリア式のカルボナーラを再現しています。

  カルボナーラは、パスタソースの中でも火入れがとても難しい代物です。
  それを適当な湯加減で温めるレトルトにするのは不可能です。
  本品でも、どうしても卵黄の濃厚な味は控えめになっています。

  ただ、本来のカルボナーラの片りんは、ちゃんと感じられると思います。


◆REGALO 『カルボナーラの原点』を購入
 カスタマー・レビューのおかげでで購入を決めた。

  ・REGALO 『カルボナーラの原点』 120g×6個 ¥1,358
    日本製粉(ニップン)製   ショップは → こちら

 <メーカーの商品説明>
  卵黄とチーズを合わせたなめらかなソース。
  ペコリーノ・ロマーノを加えることで、奥深い味わいに。
  チーズの16%にペコリーノ・ロマーノを使用。

 <味わいの乾燥>
  レビューの通り、やはり、コクのある味わいだ。
  本場の「カルボナーラ」に近いのはうれしいが、ペコリーノのせいか少々塩っぱい。
  価格では、一人前あたりでママーの約2.5倍でも、まあ納得。


◆・マーの「カルボナーラ」(コレも好みの味)
 このクリームシチューのような味が、我が「カルボナーラ」であった。
 『原点』の登場で、イメージは揺らいだが、コレはコレ。
 やがてスーパーで買えるようになれば、時々は購入したい。

 <メーカーの商品説明>
  牛乳をふんだんに使い、チーズと卵黄のコクにピリッと辛いブラックペッパー。    コク豊かでクリーミーなソースです。


◆タイプが異なる二つの「カルボナーラ」
 イタリア発祥の「カルボナーラ」は、第二次大戦後、アメリカに渡った。
 アメリカでは、生クリームを入れて簡単にクリーミーになるようにアレンジされた
 そのクリーミーな「カルボナーラ」が日本に渡ってきた。

 完全に定着しているクリーミーな「カルボナーラ」。
 そこに一石を投じたのが、『カルボナーラの原点』。
 しかし、いまさら、これがホンモノで、クリーミーはニセモノというのは無理だ。

 両方をそれぞれに味わうのが正解だろう。

 ただ、本場の「カルボナーラ」には、材料や調理法に強いこだわりがある。
 とてもレトルトでは実現できないものだと思う。
 パスタも多種多様で、イタリアの食文化の奥行きは限りなく深い。


◆(補足情報)ペコリーノ・ロマーノとは
 ペコリーノ・ロマーノは、羊のミルクを原料としたイタリア最古と言われるチーズ。
 雌羊をイタリア語で「ペコーラ」というところから、この名前がついた。
 二千年以上前のローマ帝国の時代から食べられてきたと言われている。

 保存目的で作られていたという理由から、塩分が強めなのが特徴。
 羊のミルク独特の甘い香りがし、色は白っぽく、非常に硬質なハードタイプのチーズ。
 すりおろしたり細かく刻んで使うと、このチーズの本来のうまみが引き立つ。


2020年06月14日

食材:正華飯店の肉まんなど

◆浅草・正華飯店
 今年の2月頃、
  ・TBSラジオ/伊集院光とラジオと/俺の五つ星コーナー
 で、以前食べた「肉まん」を探して、というリスナーのリクエストがあった。

 番組に寄せられた情報と現地調査で、ついにその製造元がわかった。
 しかも、現在でも当時の製法で「肉まん」を製造・販売している!
 それが浅草・正華飯店。

 ネット検索して、通販ショップのHPを確認。
  ・http://www.seika-hanten.co.jp/
 会社の概要や商品の種類・価格などを知ることができた。


    <肉まん> 画像はHPより拝借

    nikuman.jpg


 しばらくおいて、このことを思い出し、HPにアクセスしてみた。
 すると、ちょうど「創業100年キャンペーン」の開催中(6/13まで)。
 早速、肉まんなどを取り合わせて購入し、さらに再購入した。


◆購入品目
 ◇初回 5/13 ¥4532+送料¥1000
  ・肉まん
  ・あんまん
  ・ごまだれ冷し中華(2食入り)
  ・焼売(ミックス6個入り)

 ◇2回目 6/8 ¥5186+送料¥1000
  ・肉まん
  ・あんまん
  ・ごまだれ冷し中華(2食入り)
  ・トロトロ角煮まん
  ・中華ちまき

◆味わう
 ◇肉まん
  正華飯店では、天然酵母「老麺」を使用しているという。
  皮が実にしなやかで、弾力があり、旨味が濃い。
  肉のあんもジューシーでボリュームもあり、美味い。

 ◇あんまん
  皮は、肉まんと同じく。
  あんは、よく練り込まれていて、しっとりねっとり、甘さ控えめ。
  あんまんの極みの美味しさ。

 ◇トロトロ角煮まん
  肉まんの皮の生地の頭部分を凹ませて、そこに角煮を載せている。
  皮の表面がしっかりと受け皿になって、トロトロが生地に沁み込まない仕掛け。
  角煮も十分に食べ応えがあって美味い。

 ◇中華ちまき
  竹の皮に包まれたちまきは、上質のもっちりしたモチ米に味付けがよくなじんでいる。
  中に角煮が仕込んであって、コレがちまきの食感を一段と引き上げる。
  初めての中華ちまきだったが、どうやらクセになりそう。

 ◇ごまだれ冷し中華(2食入り)
  綿はシコシコ、ごまだれはサラリとしてコクがあり、ナイス・コラボレーション。
  焼豚、モヤシ、キュウリなどを軽くトッピングすれば、もう立派な中華ランチ。
  二食入りで割安なので、コロナの夏はこれを定番メニューに入れて、乗り切ろう。

 ◇焼売(ミックス6個入り)
  「これが当店の焼売です」
  「なるほど、焼売とはこれだったのか」
  そういう美味しさだが、2回目は他に代えてみた。


◆確かに忘れられない味に
 中華まんの代表といえば、肉まん。
 俺の五つ星でのリクエストもそれであった。
 ところが、、正華飯店では違う。

 すごいのは、どれもこれも逸品ぞろい。
 一度食べたら忘れられない味のとりこになってしまう。
 これから長いお付合いになりそうだ。

2020年06月10日

キッチン用品:電気ケトル(細口)を購入

◆電気ケトルを買替え
 5/29、dretec電気ケトルが故障、スイッチが入らなくなった。
 毎日、珈琲を4杯など入れる生活必需品。
 5/30、Amazonで同じdretecを発注、5/31に届いた。

 同じといっても、今回は珈琲優先の「細口」モデルにした。
  ・dretec電気ケトル 珈琲ドリップ 細口 0.8L
    ¥2,780/prime(¥2,641 キャッシュレス5%還元)

   <今回で四台目のケトル>

    dretec4.jpg


◆dretec電気ケトルの購入履歴
 dretecは四台目の購入になる。
 当初は、紅茶が主で珈琲は従であった。
 珈琲ドリップもできる形のケトルとして、「やかん口」のdretecを選んだ。

   <三台目のケトル>

    dretec3.jpg


  ①一台目 2010/03/22購入 約7年4ヶ月使用 スイッチ故障、注ぎ口付け根に水漏れ
  ②二台目 2017/07/12購入 約1年5ヶ月使用 スイッチ故障
  ③三台目 2018/12/25購入 約1年5ヶ月使用 スイッチ故障
  ④四台目 2020/05/30購入 ?


 一台目は4年以上も使えたので、引き続きdretecケトルを購入した。
 ところが、二台目、三台目はそろって約1年5ヶ月で故障した。
 この耐久性の無さは、カスタマーレビューでも指摘されている。

 それでも、他社商品の数分の一の低価格ゆえ、買い替えるというのがコンセンサス。
 修理費用、修理期間、連絡・送配送の手間を考えれば、買替が正解。
 で、すぐに四台目を購入することにした。

 ただ、レビューを読んでいて「細口」モデルがあるとわかった。
 そこで、珈琲優先でドリップ専用の「細口」モデルに切り替えた。
 熱湯を一気に注ぐ紅茶には申訳ないが…。


◆「細口」モデルの使い勝手
 チョビチョビと気長にドリップするのが容易。
 「やかん口」では、どうしてもドリップ量が多くなる。
 細いドリップのおかげで、珈琲がずっとまろやかになったと感じている。

 紅茶のときは、精一杯傾けて注ぐが、迫力不足は否めない。
 総じて、使い勝手はいい。
 外観のデザインもいい。