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2019京都紅葉紀行

 この2年、京都の紅葉の季節には、2回ずつ撮影に訪れている。
 しかし、昨2019年は1回だけに終った。
 紅葉は、みごとな空振りの三振であった。

 一つは、11月後半、保守しているシステムで、Microsoft社のバグ対応に追われたこと。
 二つは、12月初めなのに、11月に予定していた寺院をそのまま選択したこと。
 三つは、今年はダメ、という敗北感から、まだ残る紅葉をていねいに探さなかったこと。

 訪れたのは三寺院(光明院、高台寺、建仁寺)。
 紅葉の写真は不満足であったが、各寺院の確かな存在感を味わうことができた。
 約二ヶ月遅れで、紀行内容をまとめて報告したい。


◆12月4日(水)晴れ
 06:35 出発
 07:33~10:11 東京~ひかり503号~京都
 京都駅~JR奈良線~東福寺駅~京阪電車~鳥羽街道駅
 鳥羽街道駅~徒歩~光明院

◆光明院(虹の苔寺) 10:45~11:10
 光明院は東福寺の塔頭寺院で、明徳2年(1391年)に創建された。
 枯山水の庭園「波心庭(はしんてい)」は、昭和の名造園家・重森三玲による作庭。
 四季折々でその表情を変えることから、「虹の苔寺」とも呼ばれる。

 紅葉は背景の木々の一角に置かれている。
 いつも変わらぬ石庭、じっと動かぬ苔、移り行く季節を映す植栽。
 駆け足で紅葉を見て回ろうという軽薄な拝観者は、軽く一蹴されるお庭だ。
 

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 光明院~徒歩~東福寺前を経由~京阪・東福寺駅
 東福寺駅~京阪電車~祇園四条駅
 祇園四条駅~徒歩~八坂神社前~高台寺


◆高台寺(ねねの寺) 12:20 ~ 13:00
 豊臣秀吉の菩提を弔うため、北政所ねねが1606年に建立した臨済宗建仁寺派の禅寺。
 霊堂(みたまどう)には二人の霊を祀っている。(思わずお賽銭を投げ入れた)
 当初は大きな伽藍であったが、火災に遭い、今の建物だけが残されたという。

 紅葉は見頃を過ぎていた。


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 徒歩:高台寺~八坂神前~四条通り~花見小路~建仁寺


◆建仁寺 13:20 ~ 13:40
 建仁2年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し、臨済宗開祖・栄西を開山に建立された。
 やがて火災などで荒廃したが、臨済宗の東福寺、建長寺から高僧が寺入り、復興した。
 その後、荒廃と繁栄を繰り返し、明治維新を迎える。

 そして、廃仏毀釈、神仏分離の政策で境内を半分に縮小されるなどの法難を受けた。
 また、臨済宗建仁寺派として分派独立し、その大本山となった。
 現在は、座禅道場や写経会などを積極的に開催している。

 国宝・俵屋宗達作「風神雷神図」屏風は、レプリカが方丈に展示されている。
  (原図は京都国立博物館に保管)
 この屏風は、もともと1639年に妙光寺に奉納されたが、その後建仁寺に寄贈されたものという。


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 建仁寺~徒歩~祇園四条駅~京阪電車~出町柳駅

 印度料理「摩耶」でナンのランチ 14:10 ~ 14:40

 出町柳駅~叡山電鉄~修学院駅~徒歩~喫茶店「楽」

◆喫茶店「楽」 15]15~17:15

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 喫茶店~徒歩~修学院駅~叡山電鉄~出町柳駅
 18:00 出町柳駅~京阪電車f~東福寺駅~JR奈良線~京都駅
 18:32~21:10 京都~ひかり523号~東京
 東京駅~中央線~西荻窪駅
 22:00 帰宅