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2008年06月21日

将棋:考える人としゃべる人

◆将棋のTV中継
NHK BS2では将棋の名人戦と竜王戦を中継する。
トップ棋士の対戦を解説付きで見れる貴重な番組である。
先日までの名人戦も全6局が中継された。

◆考える人
真剣に考えている人の姿を拝見できる機会はまずありえない。
将棋と囲碁のTV中継は、それを生の映像で提供してくれる。
次の一手を読みふける棋士の姿には、深い感動を覚える。

一対一の勝負で、誰にも助けを求めることはできない。
対戦相手と戦い、自らと戦い、時間とも戦う。
「待った」ができないから、慎重の上にも慎重に読む。

指した手は全て棋譜に記録され、詳細に分析・評価される。
棋譜と勝負を汚さないのもプロ棋士の心得である。
勝てばいいとも言えず、よい手を指しても負けてはだめだ。

読みに没頭する姿は「考える人」を具現している。
静かな対局室に扇子を開閉する音だけが響く。
姿勢を変えては、盤面に集中する「考える人」は崇高でさえある。

◆しゃべる人
そのTV画面に見入っていると、邪魔な雑音が入る。
司会担当アナの言わずもがなのおしゃべりだ。
静寂の思考空間に土足で踏込む無神経さに腹が立つ。

「現在の対局室の様子です。画面の左側が挑戦者**で、右側が名人**です。」
ただいま、**の手番で、云々」
うるさい! だまれ! 引っ込め! 失せろ!

だいたい将棋・囲碁のTV中継を視ているような人には、分かりきっていることだ。
貴重な「考えている」場面を、司会アナもじっくりと味わったらどうなんだ。
勝負の緊迫感に浸ろうとしている視聴者の思いを、司会のしゃべりがブチ壊す。

野球で騒音を撒き散らす私設応援団や、駅のホームでマイクでがなり続ける駅員と同じだ。
画面の音声が途絶えたら、それを補充するのがアナの役目と思っているのだろう。
「考える人」が主役の将棋中継に、こんなアナは無用だ。ゴミ箱へドラッグ&ドロップ!

◆挑戦者の手の震え
名人位を奪う第6局の最終手、「金」を打つ挑戦者・羽生二冠の手が震えていた。
TV(録画中継)に映されたこの緊迫感はすさまじい。
終局後のインタビューで、羽生名人は珍しく言葉少なであった。

2008年06月11日

第48回新発田紀行

◆新発田へ(6/7-9)
田植え後の田んぼを見に出かけた。
天気は続いたが、風景はモヤっていた。
加治要害山へ登った。

◆6月7日(土)晴れ
午前出発。上越新幹線は満員で、自由席で立つ人も。
午後新発田着。ホテルにチェックイン。出かけて「みやした」理容で調髪。
石川小路の「宮沢菓子店」で粉菓子を買う。

「辰長」で夕食。ママに紫黒米をプレゼント。(元は西名柄のHさんに昨年いただいた)
「2楽章」でコーヒー。
スナック1軒を回り、ホテルに帰る。

◆6月8日(日) 晴れ
上天気、自転車で加治要害山へ、45分で登山口の鳥居着。
ゆっくり登って、30分で頂上(160m)着。
すばらしい早苗の田園風景を一人占め。


ただ時期がやや遅かったのと、モヤっていて、5月下旬の風景のようなキレはない。
それでもこれは、まぎれもなく『豊葦原瑞穂国』の眺め。
三脚にカメラをセットして撮影に約1時間。今回はあまり写真に期待はできないけれど。

下山後、5分ほどで〆切の親戚宅へ。従兄(83歳)と歓談。手土産に粉菓子と新茶。
ついで、棟続きの息子さん宅(幼なじみ)で歓談。
奥さん手作りの笹だんご(つぶあん)をご馳走になる。

夕方、ホテルに戻り、疲れが出て2時間昼寝(夕寝)、シャワーを浴びてから出かける。
「海老屋」で生ビールを飲んで食事。
「ぐみの木」でマンハッタンとマティニを楽しんで、ホテルに帰った。

◆6月9日(月) 晴れ
自転車で西名柄のHさん宅訪問。
田植えの写真をお届けし、約2時間歓談。
奥さん手作りの笹だんご(こしあん)をご馳走になる。

畑を見せていてだいてから、加治川の堤防へ。
堤防上の道は、砂利から舗装に、しかも車両進入禁止になっていた。
自転車族にとっては天国であるが、思いは複雑。

街へ戻り、食品スーパー「カンダストア」で日本酒「初花」と納豆6個を買う。
「2楽章」でコロッケ・サンドのランチを食べ、モーツァルトをリクエスト。
「レ・プティ・リアン」(K299b)を聴く。(ネットでsomebodyに薦められた曲)

そこへ「辰長」のママさんが顔を見せる。「あら、まぁ」
一昨日の紫黒米を入れたご飯でおにぎりを作ったという。
ママさんはお店(すぐ近く)へ戻って俵型の海苔巻きおにぎりを2個持ってきた。

マスターに切ってもらって、居合わせたなじみのお客さん2人とマスターと4人で味わう。
薄い赤紫色で、軽い粘りがさっぱりとしておいしい。ごちそうさま。
紫黒米は古代米の一種で、弥生時代から栽培されていたという。

 ◇ ◇ ◇

帰りの上越新幹線の自由席は6割位で、上々。
東京では、三鷹駅に落雷があり信号機故障発生。
しかし、復旧しかかっていて、10分遅れほどで西荻窪着、21時過ぎに帰宅。

2008年06月10日

写真速報:2008早苗田の展望

第48回新発田紀行の写真を速報。
6月8日(日)午前、加治要害山(標高160m)へ登る。。
この時期は、一面早苗の田んぼが展望できる。

撮影が例年より1~2週間遅かったため、苗が伸びていた。
水面が緑がかり、あぜ道もちょっと目立ちにくい。
さらにやや蒸し暑くてもやっていた。、

なので、今年の展望写真は「切れ」に欠ける。
それでも、水田に浮かぶような農家と幾何学的なあぜ道の紋様。
豊葦原瑞穂の国を実感できると思う。■

2008年06月07日

早苗の田んぼへ

◆今年の梅雨
今年は、例年より1週間ほど早く梅雨入りした。
5月の後半から、どうも天気が良くなかった。
Flashソフトの地図取込みやバージョンアップにも足を取られた。

というようなことで、田植え後の田んぼへ行きそびれていた。
そう思っていたら、梅雨の中休み。
ちょうど土日を入れて、新潟・下越地方は晴れが続く予報。

◆田んぼへ
田んぼが最高の風景を見せてくれる最後のチャンス。
今年の豊葦原瑞穂国の写真を期待。
ということで、これから新発田へ出発。