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2007年07月30日

くるくる:田園風景~7月下旬

写真ギャラリー

梅雨の合い間の夏日和。
桜の緑と田んぼの緑。
西名柄の風景。■

2007年07月26日

くるくる:第38回新発田紀行

7月22日(日)夜~25日(水)。
テーマは「稲の肥料散布」作業の見学。
および、夏の野菜畑、そしてモーツァルトCD目録のチェック。

 ◇ ◇ ◇

22日曇、夕方に新発田着。
夕食は「和利館」で生寿司。日曜営業の「ぐみの木」へ。
ここで「ひな」(和食処)を紹介される。小雨の中、カサを借りて帰る。

23日曇り、午前、レンタサイクルで西名柄のHさんの田んぼへ。肥料の散布作業を見学。
午後、新発田へ戻り、「ひな」で昼食。「2楽章」でモーツァルトCDの収録曲チェック。
夜、「辰長」で夕食。なじみのお店を回って、午前様。

24日晴れ、午前、レンタサイクルで西名柄へ。田んぼの風景を撮影。
お昼、Hさん宅に寄り、奥さん手作りの笹だんご(お地蔵さんの祭り用)を賞味。
帰りに、畑の野菜をたっぷりといただく。

野菜の重さで自転車がふらつくので、まっすぐホテルに戻る。約20分。
ホテルからクール宅急便で、自宅へ送る。暑い中で撮影などした疲れで、しばらく昼寝。
夜、「辰長」で夕食(いなだの刺身が美味)。なじみのお店を回って、早目に引き揚げる。

25日晴れ、真夏のように暑い。
午前、県立病院の11階の展望ロビーへ。街並みと山が見える。
「Tomorrow」でコーヒー(キリマンジャロ)、「仲寿司」でにぎりランチ。

市立図書館で新聞を読んでから、「2楽章」へ。
モーツァルトCDのジャケットで収録曲名チェック。約2時間の作業で概ね完了。ふぅー。
夕方、JRで帰路に。21時帰宅。■

2007年07月16日

モーツァルト全曲目録作成の経過

かなり進みました。
前回(6/16)の報告の時点では、全曲のケッヘル番号/曲名リストまでを作成しました。
この連休で、「CD解説目録のPDFファイル」から収録ケッヘル番号を抽出しました。

これがきわめて手数のかかる作業で、PDFファイルの内容は約130に分割されていました。
解説には、CD個別のものと数枚のCDをまとめたものがあります。
そのため、約130のCD/CDグループとなリます。

◆作業
分割された解説をテキスト・ファイルに書き込み、プリグラムでケッヘル番号を抽出します。
ただし、解説の部分によってケッヘル番号の表記方法が異なります。
「K123」あり、「K.123」あり、「KV123」あり、数字の前に空白があったり、なかったり。

複数の番号の先頭だけに「KV 」などが付いていて、以下は省略されているのもあり、
プログラムでは、どうにも他の単語と分離できないない表記もあり、
そういう場合は、手作業でテキスト表記を修正して、プログラムが処理できるようにしました。

解説の中にケッヘル番号が出てこないのもいくつかあって、これはお手上げ。
そのCDには収録されていない番号が、参照で含まれているのもあります。
そんなデータと、数時間のバトルを何回も繰り返して、ともかく一段落。

◆成果
成果物は、約430曲のCD/CDグループ別収録リストです。
まだ、約200曲が収録先不明です。
しかし、こうした作業では、まあまあのレベルの成果です。

残りの約200曲には、偽作や他人の作品などもあり、また断片などもあります。
実際には、160曲位がCDに収録されていると予想しています。
残りの大半は、アリア、カノン、教会ソナタ、舞曲などです。

交響曲、協奏曲、ソナタ、オペラなどの大物は、ほとんど全て、CDが決定できています。
これらを見やすい一覧表に印刷しました。
これでも、もう立派な「全曲CDの収録リスト」(暫定版)です。

◆次作業
収録先不明の曲は、CD側からチェックすることになります。
各CDのジャケットに印刷されている、収録ケッヘル番号を調べればよいわけです。
対象となるCDは約40枚に限定されます。

二人で読み合わせて、各CDに漏れているケッヘル番号を「収録リスト」に追記すればOK。
気合を入れてやれば、2時間で終わるでしょう。結果のデータをMozartデータベースに入力。
収録リストを作成すれば、ほぼ完成。新発田へ行ったりして、あと一ヶ月とみています。

 ◇ ◇ ◇

社会保険庁の5000万件の行方不明年金問題も、規模はケタが違いますが、同じです。
どんなにコンピュータのプログラムを駆使しても、解決できるのはせいぜい半分。
2500万件以上を、人の判断と手作業で処理することになるでしょう。
2,3年かけて、緻密な作業を積み上げていくしかにように思います。■

2007年07月08日

函館の路面電車

函館には路面電車がある。
湯の川温泉~五稜郭~函館駅前~十字街まで来て、函館山の麓で二つに分かれる。
左は谷地頭、右は函館ドック前へ。シッポが長~く伸びて曲がったY字形となる。

初乗りは200円で乗車距離制。1日乗車券は600円。
1日乗車券には、ロープウェイの料金や施設の入館料などが割引になる特典が付く。
5~10分間隔で運行しており、主要な観光スポットは、電車でOKだ。


ビデオ撮影しているときに、奇跡のような場面に出会った。
目の前に停車している電車にはドアがない!
たぶん、レトロな車両で、ロープがドア代わり。後方には、車掌さんがいたように思う。

一方、すれ違ったのは最新型のスマートな超低床型電車。
劇的な新旧の出会いを撮影できた幸運に感謝。
こんど、あのレトロな電車に、ぜひ乗ってみたい。■

2007年07月07日

函館:第3日目(7/3)

予報では天気が崩れるようであったが、曇りで雨の心配はない。
10:00 ホテルをチェックアウト。
函館発16:51発の特急なので、ゆっくりと本町界隈を回る予定。

◆どんぶり横丁
10:30-10:45 茶夢で三色丼(エビ、イカ、イクラ)の朝食。
別のお客がイカ・ソーメンを実にうまそうに食べていた。
よ~し今度はあれにしよう、と決めた。

◆朝市
10:50 昨日、下見をした竹内商店で、ママさんと話をしながら、あれこれ物色。
ここは、昆布製品が豊富で、早煮昆布、出し昆布、とろろ昆布、昆布飴などを選ぶ。
イカの塩辛、ホタテの貝柱などどれも2袋ずつ買って、計4,700円也。

東京で売っているのよりボリュームがすごい。もちろん値引きもしてもらった。
値引きといってもちゃんと商売になっているわけで、そこは如才ない。
それと、食べ方などを教わったりする会話が楽しく、よい買い物であった。

昆布などをキャリーバッグに押し込んで、駅のコインロッカー(700円)へ。
身軽になって、朝市へ戻り、ちょっと歩き回る。ウニ入りさしみイカを買う。
朝市はまだよく分からない。ただ、半日いても飽きないと思う。

◆元町公園へ
11:30 タクシーで本町公園へ。770円。
公園のてっぺんにある旧函館区公会堂に向かい、階段を登る。
この一帯には、旧イギリス領事館、旧函館支庁舎などがある。

旧函館区公会堂は、函館大火のあと、篤志家の寄付で1910年(明43)に創建された。
ここの2階のホール(130畳)は、すばらしい。
重厚な木目調で、奥に小ぶりのステージがある。

そのとき、とても美しい歌声が流れてきた。
初め、館内スピーカーからと思ったら違った。
さきほどベランダで声を交わした女性が「浜辺の歌」を歌っていたのだった。

あまりにきれいなソプラノで、あわててICレコーダーを取り出したが間に合わず。
「最近、声を出してないからダメだわ」とおっしゃって、一番だけ。
ホールの音響効果も最高で、あの歌声は耳に残って消えない。

あの方がふと歌ったように、このホールは、音楽的刺激に満ちているらしい。
帰りに、係りの人から「毎週、コンサートが開かれますよ」と伺った。
むべなるかな。ぜひ、一度聴かせていただきたいものである。

◆食べる
ロープウェイ山麓駅へ向かう通りは、いくつか食べ処がある。
12:30-12:50 月見ソバ。日本橋で。
12:50頃 ソフトクリーム。大沼公園近辺の牧場の牛乳が材料で、いい味だった。
紅茶を飲みたくて、旧イギリス領事館に戻るが、ティールームは結婚式の貸切り。館内見学。

◆茶房「菊泉」
13:40 さっきの通りへ戻って、茶房「菊泉」へ。こちらは純和風の旧家造り。
座敷には囲炉裏が切ってあって、座布団、脇息、ちゃぶ台でコーヒーをいただく。
脇息にもたれて、囲炉裏に子供の頃の思い出を重ねていると、もう今日は動く気がしなくなった。

抹茶をいただく。
途中から相席の一人旅の女性(やはりJRジパング組)と、囲炉裏をはさんで会話が弾む。
15:30 袖摺りあうも多少の縁ということで、お先においとま。末広町電停へ坂を下る。

◆大門横丁
16:10-16:30 龍鳳で黄金塩ラーメン。630円。
この横丁では、他にも日中から営業しているお店があるようだ。
どんぶり横丁と大門横丁で、早朝から深夜まで、函館は食べるに便利なのがうれしい。

◆帰京
16:51 函館にサヨウナラ。また来ます。
23:08 最終の「はやて」東京着。
帰宅。旅の終り。■

2007年07月06日

函館:第2日目(7/2)

天気は晴れ。
10:00 ホテル出発。駅構内の観光案内所で「市電の1日乗車券」購入。600円。
市電は、初乗り200円で距離制。個別に払うのは面倒。

◆函館朝市
朝市のどんぶり横丁で、「タラバ・ズワイ丼」の朝食。
11:15 朝市の中を探訪。はぁーん、こういう所かとあたりをつける。買い物は明日。
市電で、「駅前」から末広町」へ。基坂(もといざか)を登る。

◆元町散策
12:30 旧イギリス領事館にあるティールーム「ヴィクトリアンローズ」でダージリン。
優雅な気分のひととき。
ソフトクリーム屋さんや茶房・そば屋の散在する通り(名前を付けたくなる)を抜けて、八幡坂に。

13;15 ここは、港に浮かぶ摩周丸が正面に見える絶景の坂。すばらしい。
ちょっと歩くと、ロシア建築のハリストス正教会。キューポラの尖塔が美しい。ぐるりと一周。
お隣は、聖ヨハネ教会。二つの教会の間の細めの坂がチャチャ登り。登る。

◆函館山
13:40 ぐるっと回り込んで聖ヨハネ教会の正門前。まっすぐの通りをロープウェイ駅へ。
13:50 125人乗りのロープウェイに3人乗って、3分で山頂へ。
眺望は、やや霞んでいたが、市街は良好。

平日昼のせいか空いてtいて、昨夜の混雑はウソのよう。撮影は順調。
市街全体と摩周丸を何枚かカメラに収める。
14:40 今夜の夜景を楽しみにロープウェイで下山。

◆啄木の歌碑
15:00 函館公園着。石川啄木の歌碑がある。近くの啄木旧居跡は見過ごした。
15:30 青柳町電停から函館駅前へ。駅前通りの左にある大門横丁(屋台村)を確認。
16:20 ホテル帰着。ひと休み。

◆大門横丁の屋台
18:10 ホテル出発。JR駅で明日の帰りの特急と新幹線の指定席を確保。
18:30-20:15 大門横丁の屋台「てらや」で一杯。くつろぐ。
生ビールとイカ刺し、カボチャ煮、ポテトのチーズ焼き、つぼダイ焼きなどを味わう。

◆函館山の夜景(スカ)
20:30 駅前から登山バスで函館山へ。
20:50 山頂着。人影まばら。さて、100万ドルの夜景を撮影とカメラを取り出す。
ところが、あっあっあ。ガスで夜景が消えていく。

10万ドル、1万ドル、1000ドル、100ドル、25ドル。観光客の悲鳴と嘆声。
あぁ、これも函館か。消えいく夜景も函館の夜景。
21:10 ロープウェイで下山。

◆元町ライトアップ
21:20-21:40 聖ヨハネ教会、ハリストス正教会、八幡坂から摩周丸を撮影。
函館山では空振りだったが、こちらはガス無しで、くっきり。
終電が気になり、八幡坂を下り、やや遠い十字街電停まで歩く。市電で駅前に戻る。

◆再び大門横丁
22:00-22:50 屋台「ひとくち天ぷら 柏や」に寄る。
生ビール、海鮮サラダ(グー!)、天ぷら茶漬けで癒しの時間。
もう1軒回りたいところを耐えて、ホテルに引き揚げる。

 ◇ ◇ ◇

いろいろあって充実の1日でありました。
けっこう函館を楽しんだように思います。
旅は、やはり自由気ままに歩くに限ると実感しました。■

2007年07月05日

函館:夜景とライトアップ

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函館山からの夜景の撮影は、数枚だけが成功でした。
実は、摩周丸を望遠で狙ったのですが、ブレてしまいました。
風があったため、三脚でも望遠撮影は難しかったようです。

ライトアップは、2つの教会と八幡坂からの摩周丸を撮影。
それにしても、教会の建物はライトアップがよく似合います。。
仏教寺院などは、むしろ、闇に沈むということになります。■

2007年07月04日

旅ログ:函館紀行

7月1日(日)~3日(火)、函館に行きました。43年ぶりです。
JR東日本の「3日間乗り放題」で12,00円のキャンペーン企画を利用。
函館まで行けるので、逃す手はありません。目的は『夜景』です。

今回の函館は、夜景と朝市、元町散策、屋台村など、など。
この街では、一歩足を踏み入れると、すばらしい空間に出会います。
正味2日間の滞在が残念。早目にもう一度行ってみたいと思います。

【第1日目(7/1)】
往きの東北新幹線は、9時前発の「はやて」の指定席で3時間。
八戸からの特急「スーパー白鳥」は、結局、席無しの3時間。
デッキの側の床に30分位座ったりできて、函館に15時過ぎに到着。

朝市にある「どんぶり横丁」で、遅い昼食。そして、ホテルにチェックイン。
軽くひと眠り、さてと駅前から登山バスで函館山へ。8時前に到着。
なんと、山頂の展望台は大混雑。人の頭の間から夜景がチラチラの状態。

1時間ほどして、9時過ぎにようやく三脚で写真を撮れるようになる。
夜景の写真は難しい。カメラの夜景モードが頼り。
9時半、ロープウェイで下山し、市電でJR駅前に戻る。

食事処が見つからず、くたびれてもいたので、コンビニでおにぎりと飲み物を買う。
ホテルでわびしい夕食。明日に期待の作戦を立てて寝る。
以下続報。乞うご期待。■