« IT:「新発田マップ」開発の中間報告(5-17) | メイン | IT:「新発田マップ」開発の中間報告(5-24) »

世相: 「大阪都構想」僅差で破れる

◆橋本市長の「大阪都構想」
 17日(日)、大阪市で都構想の賛否を問う住民投票が行われた。
 結果は、ごく僅差で否決された。
 開票率92%でも、まだ「当確」が出ないほどの大接戦であった。

  ◇ ◇ ◇

 「負けは負け」と、橋本氏は市長の任期をもって政治家を引退すると表明した。
 維新の党の江田代表も辞任した。(理由はよく分からない)
 維新の党はどこへ行くのだろうか。

  ◇ ◇ ◇

 今回の住民投票は、「大阪都構想」に対する賛否の二者択一であった。
 そこで約半数の指示があったことは重要だ。
 また、反対といっても、橋本構想ではない改革案を求めた市民も多かったのではないか。


◆「大阪」の位置
 今回の結果について、多くの評価や分析がなされている。
 そのほとんどは、大阪の問題は、「他の政令都市でも共通している」というもの。
 それはそうだが、「大阪」は違う。

 「大阪」は、「東京を補間する第二首都」にふさわしい。
 他の政令都市とは、決定的に違う位置付けをすべきであろう。
 「民の活力」の中に「官の首都機能」を包含しだ『新・大阪ビジョン』を期待したい。


<落首>
 あと一歩 「都」になれなかった 大阪の「府」