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続く天候不順~野菜高騰

◆天候不順
今年の春は、極端な天候不順が続いている。
桜が咲いた後でも、真冬の寒さがくり返す。
ニュースでは、野菜の値段が高騰していると流している。

しかし、八百屋さんの話では、現実ははるかにきびしい。
季節外れの霜や雪で、農作物は大打撃を受けている。
霜で野菜が全滅したり、雪でビニール・ハウスがつぶれたり‥‥。

アスパラをやられた農家、ホウレンソウをやられた農家、などなど。
柿もやられて、秋の収穫ができないところも出ているという。
このままでは、田植えの始まる米についても気がかりだ。

◆消費者より生産者が大変だ
東京中心のマスコミは、高値の野菜にばかり焦点をあてる。
たしかに消費者の家計は大変だが、野菜はどこからか調達できる。
高くても、規格外でも、輸入でも、冷凍物でも、とにかく揃う。

そもそも、家計に占める食費の割合は大きくないし、野菜はそのまた一部だ。
生鮮野菜を他の食品で代替することもできる。
消費者にとって、とりあえずのしのぎは十分に可能だ。

一方で、個々の農家は収入ゼロに追い込まれる。
年に1回か2回しか収穫できない農業にとって、天候不順は致命的だ。
被害を受けた農家に、及び予想される被害に、緊急の対策を要する。

今(4/24夕)、手許にある日経新聞夕刊のトップ見出しは、「野菜高騰」だ。
食を支える農業生産者への配慮は全くない。
これが、東京中心目線の日本のマスコミの姿勢なのである。

◆早急な農家支援政策の実行を
昨年の新型インフルエンザ対策には、国を挙げて右往左往で予算を投入した。
来るかもしれない「予測」の危機への備えとしては正しかったといえる。
今回の天候不順(異変)は、「現実」の農業危機であり、早急な対応策が必要だ。