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参考書~「すぐわかる日本の城」

◆すぐわかる日本の城
西荻図書館で、もう一冊のお城参考書を借りた。

・すぐわかる日本の城
   三浦正幸監修 東京美術 2009年 2,100円

前回紹介した「城郭の見方・調べ方ハンドブック」と同分野を扱っている。
こちらでは、現存天守(12)を望楼型と層塔型に写真と共に分類している。
ただし、写真は個々の天守で向きなどが不統一で、特徴も分りにくいものがある。

飾り屋根(破風=はふ)の説明は分り易い。
しかし、屋根の型式(入り母屋、切り妻、寄せ棟)の説明は、やはり無い。
いくつかの天守が写真やイラストを交えて説明され、ストレスはかなり解消した。

◆Amazon に発注
2冊を発注(3日午後)したら、翌日配送(4日9:30)された。
 ・城郭の見方・調べ方ハンドブック
 ・すぐわかる日本の城

◆お城の参考書はそろそろ打ち止め
これまでに揃えた参考書で、これ以上は要らないと思われる。
紙の本には限界もある。頁数の制限は大きく、写真などの更新もできない。
本の最大の特徴は、専門知識のある編著者の責任で書かれている、ということだ。

ネットでは、検索キーワードを工夫すれば、まだ有力な情報が得られる。
ネットの情報は、いつも信頼性と正確性に注意をしながら受け取る必要がある。
ネットを利用して情報を収集・集積するポイントは、オープン化だ。

Wikipediaのように、みんなで作っていく百科事典はよいサンプルだ。
お城と城下町を散策して楽しむには、もっともっと情報を集めなければならない。
いよいよ3月であり、城下町紀行が近付いてくる。

(それにしても、Amazonの豊富な在庫と迅速な翌日配達はスゴイ!)