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参考書~「城郭みどころ事典」

◆城郭みどころ事典(東国編)&(西国編)
お城について、なかなかよい参考書を2冊購入した。
先回紹介したNHK教育TVの「にっぽんの城」テキストの広告に載っていた。
西荻図書館の蔵書にあったので、閲覧して確認し、Amazonに注文した。

・城郭みどころ事典(東国編)72城
・城郭みどころ事典(西国編)83城
   西ヶ谷恭弘ほか編 東京堂出版 2003年 2,310円

城にもよるが、説明文は十分に役に立つ内容だ。
写真も多く、ポイントを押さえているので参考になる。
縄張り図もすっきりと描かれていて、分りやすいものが多い。

写真は、撮影場所が縄張り図にマークされていてありがたい。
サイズが小さく、不鮮明なものもあり、モノクロも多い、などに不満はある。
撮影の季節や時間帯などの簡単なアドバイスがあってありがたい。

◆城と城下町
全国155城を網羅して、平均的に扱っているため、悪しき平等が目立つ。
この種の本(100名城、城下町100選など、古地図散歩シリーズも)の共通の欠点だ。
紹介が十分過ぎる城もあれば、全く不十分な城もある。

ほとんどが2頁か4頁で、最大6頁(大坂城、彦根城、姫路城など)である。
1対10位の差をつけてもいいように思う。八方美人は、かえって不親切だ。
もっとも、多くの城を網羅的・平均的に掲載する方が、本の売上部数は上がるのだろう。

もうひとつ、お城の本だからやむを得ないが、城下町の紹介がきわめて薄い。
萩は城は目立たないが、城下町はすばらしく、津和野は小京都風の樹下町なのだが。
城の縄張り図が主で、城下町は原則対象外になっている。

◆さりながら
他の本などではよく分らなかったお城について、手ごたえのある情報を提供してくれた。
4,620円は妥当な買い物だった。
つぎの城下町紀行(4泊5日の予定で検討中)の楽しみがぐっと増えたのだから。