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2007年11月23日

りんごは「紅玉」

◆真っ赤で酸っぱい「紅玉」
童謡『りんごのひとりごと』のりんごは、「紅玉」あるいは「国光」か。
「紅玉」のシュワッとくる酸味が好きである。
甘いりんごは苦手だ。

◆紅玉(こうぎょく) ~ (Wikipediaより引用編集)
英名は、ジョナサン Jonathan。
1800年頃にアメリカで生まれ、明治初めに我が国に渡来、1900年に「紅玉」と命名された。
美味しいリンゴの代名詞として、「国光」とともに一世を風靡した。
つややかな深紅のリンゴで、やや小玉で酸味が強い。
現在は、アップルパイなど加工品に用いられることが多い。

写真左が「紅玉」、右が「サンふじ」(=無袋栽培のふじ)
酸味と甘味、小と大。
ひとりごとには、やはり、爽やかな酸味の「紅玉」がよく似合う。

◆店先に並ぶ「紅玉」
酸味のりんごは消費者に敬遠されて、市場から消えていった。
その「紅玉」が、なじみの西荻窪・八百富の店先に並んでいる。
店主の心意気までが感じられ、うれしい光景である。

(写真は、お店のご了解を得て撮影しました)

2007年11月15日

「G clef」のダージリン2

先日(11/1)、紅茶リーフを「G clef」で買った。
今日(11/15)、再び出かけた。
目標は、マスカットの香りのリーフ。

◆試飲
2種のリーフを入れていただいた。 
写真左:ダージリン2ndフラッシュ・シンブリ農園(マスカリ)
写真右:ダージリン2ndフラッシュ・サングマ農園

写真では、入れた後のリーフも並べてある。
紅茶の色合いがけっこうきれいに撮れている。
香りや味はご想像を。

先回は試飲の写真を撮り損ねた。
味わうことに気をとられ、紅茶が残りわずかになり、時すでに遅しであった。
今回は店内の様子もカシャリ。

◆決定
2種の味を飲み分けるほどの味覚力はない。
甘味が優しい感じがするというようなことで、サングマ農園を選ぶ。
リーフ計量用のスプーンも買った。

◆自宅で
計量スプーンで軽く2杯分のリーフをガラスのティーポットに入れ、熱湯を注ぐ。
ジャンピングを眺めて、待つこと5分で紅茶タイム。
あと味に淡い甘味があって、なかなかいける。

これからは、「リシーハット」と「サングマ」を楽しむことができる。
スズランとマスカットの香りをきちっと飲み分けるようになれるか。
どうやら紅茶道にはまりかけている。

(写真は、お店のご了解を得て撮影しました)

2007年11月12日

メジマグロの刺身

先日、荻窪の鮮魚店で生の『メジ』マグロをさばいいて、刺身の即売をしていた。
1パック(980円)を購入。
これが、めちゃウマ。 生ウマ。

◆メジ
『メジ』マグロは、本マグロ(クロマグロ)の子供。
店頭に70cm位のが一尾展示されていた。
これが北太平洋を回遊して、200Kg以上のクロマグロになる。

◆刺身
赤身で脂は少ない。
夕・昼・夕の3食で楽しんだ。
いつもは解凍物なので、生の味は格別であった。

◆漁業資源
味わいながらも考えた。
幼魚のうちに食べてしまっていいのだろうか。
クロマグロの漁獲がずいぶん減っているというのに。

マグロも養殖が始まった。
『メジ』マグロは養殖物でいいと思う。
天然物は回遊すれば大きくなって、クロマグロになる。

◆長崎のこと
長崎でマグロ丼を探したことを思い出す。
「マグロは冷凍だから食べない」といわれたっけ。
生の『メジ』マグロの刺身を食べたら、長崎の人はなんというだろうか。

2007年11月02日

「G clef」のダージリン(紅茶リーフ)

おいしい紅茶リーフを求めて、吉祥寺(JRで隣の駅)へ出かけた。(11/1)
前に、息子がよくリーフを買ってきた『G clef』というお店。
伊勢丹横のプチロード横丁にある。

ここは、紅茶と中国茶を扱っていて、上質のリーフが自慢とのこと。
一番気に入っていたリーフの空き袋を持参した。
当店のHPの商品リストには載っていなかった。

◆試飲を楽しむ
スタッフの方に相談すると、同様のダージリンの3種類を紹介された。
マスカットの香りとスズランの香りのリーフで迷う。
試飲していただけます、ということで、5分ほど待って、2杯の紅茶を入れてもらった。

椅子に掛けて、ゆっくりと飲み比べてみた。
どちらもほのかな香りと甘味がすばらしい。
紅茶のあれこれを教えていただきながら、芳醇なティー・タイムを楽しむ。

◆決定
結局、スズランの方を選んだ。
正式名は、「ダージリン2ndフラッシュ・リシーハット農園」。
「2ndフラッシュ」とは、インドのアッサム地方の「2番目の雨期」の後に摘んだリーフの意。

お値段は、50g入りを2袋買ったので20%引きの2,856円(1,428円/50g)。
みみっちい計算をすると、2gで1杯が目安だから、1杯60円也。
いま、3杯分を入れて味わいながら、良い紅茶リーフに出会えたもんだと満足している。

◆『G clef』
『G clef』とは、音楽のト音記号のこと。
お店の案内や、紅茶・中国茶については、HPをご覧になることをお勧めしたい。
→ http://www.gclef.co.jp/

◆蛇足
そう、もう1杯、本日発売の新茶リーフを試飲させていただいた。
吉祥寺の街は人がいっぱい歩いていた。木曜日の午後なのに。
横丁にある『G clef』の写真も、人の切れ間に急いで撮ったもの。