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2007年07月28日

肥料の散布(ビデオ編)

7月23日(月)午前、西名柄で「稲の肥料散布」を見学。
Hさんの作業をビデオと写真に記録させていただいた。
休憩時に肥料についてのお話も伺った。

最初の肥料散布は、田植え機に肥料をセットして、田植えと同時に実施した。
今回は2回目で、約1週間後に3回目の散布を行う。
そのあと稲の花が咲くのが8月5日頃になる。

ビデオ・ギャラリー

◆散布作業
肥料散布は、やはりかなりの力作業であり、また繊細なノズル操作が必要になる。
散布機を背中に背負って、エンジンをかけ、ノズルから肥料を噴射させて田んぼに散布していく。
散布機のタンクには、20kg+数kgの粒状の化学肥料を入れる。これで田んぼの1枚分。

散布機と肥料で40kg以上の重さになる。
あぜ道の近くのに散布して、田んぼを一周。反対周りに中央部に散布して一周。
肥料の補充や休憩を含めて、一巡の作業は約30分。これを繰り返す。

中央部の散布が難しい、とHさん。
肥料の飛び具合がつかみにくく、神経を使うとのこと。
肥料が多すぎると、稲が徒長し、穂が出てからその重みで倒れてしまう。

◆これから
これまでは、稲が順調に育っているが、8月の天気が実りを左右する。
日中は暑く、夜は涼しく風が吹くのが理想的という。
涼しさと風で、稲の病気が発生しにくくなるからで、やはり農業は自然の恵み次第。

◆自然の中で
太陽の光、きれいな水、良質な土、そして夜の風。
自然の恵みの中で、安全でおいしい米を作る農家の方の真摯な姿。
いつもながらに、感動の体験をさせていただいた。■