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2013年08月01日

金沢~小布施紀行201307(第3日目)

第3日目(7/09-月) 晴れ
-- ・近江町市場で加賀野菜を購入
-- ・長町の大野庄用水沿いを散策(再)
-- ・金沢 → 長野

◆近江町市場へ
10:00 ホテルをチェックアウト。
10:10 坂尾甘露堂で「加賀さま」=大判最中を2個購入。
近江町市場まで歩く。

10:30-10:40 よこい青果で、加賀野菜など購入。クール便依頼。
10;50-11:05 もりもり寿司(回転)で特盛2皿。(海鮮丼の店は、11時オープン)
歩いて木倉町へ。

◆木倉町の喫茶店
11:35-12:00 喫茶店「キークローネ茶館」でアイス珈琲。
マスタに地元の情報をいろいろと教えていただく。
(当店は紅茶専門店であった!次回はぜひ紅茶を)

◆長町の大野庄用水沿いを散策
12:20-12:40 「老舗記念館」を見学。
ここは明治の豪商の店舗(薬屋)を移築したもの。明治天皇のお宿として利用された。
2階建ての格式のある立派な建物で、間口の広い商家の姿をそのまま残している。

12;50-13:10 「飴の俵屋」で水飴を購入。若い頃に味わった懐かしの「じろあめ」。
土塀の続く路地など撮影。門と塀の内側は現代の普通の住宅。

「足軽資料館」まで行き、途中まで戻って、香林坊のホテルへ向かう。暑い!

◆金沢駅へ
13:50 ホテルに預けたキャリーを受取り、香林坊のバス停からJR金沢駅へ。
14:30-14:50 駅の百番街でチキンカツカレー。(金沢最後のランチがコレ)
駅は、北陸新幹線開通に向けて工事中で、ガンガンガン、ダッダッダッ。

◆長野へ
-- ・15:12-16:52 金沢 → 直江津 特急「はくたか」
-- ・17:08-18:50 直江津 → 長野 信越本線の各駅停車
19:00 ホテルにチェックイン。
 
20:20-20:50 ホテル近くの中華料理店で麻婆豆腐定食。
周辺を歩いてみたが特に惹かれる店はなく、ホテルに戻る。
明日の小布施行きに備えて、早めに就寝。

2013年07月27日

金沢~小布施紀行201307(第2日目)

第2日目(7/08-日) 晴れ(猛暑)
-- ・金沢を歩く(兼六園、金沢城、ひがし茶屋街、主計町、近江町市場)
-- ・猛暑の中、汗だくで14kmを歩く。収穫はデコボコ。
-- ・木倉町の居酒屋でノドクロの塩焼きなど

◆兼六園へ
09:20 ホテル出発。
香林坊交差点から百万石通りを兼六園へ。
漆器の「能作」、市役所、金沢能楽美術館などから広坂交差点へ。
真弓坂料金所(入口)を見過ごして、道なりに坂を上る。

◆兼六園
09:40 兼六園案内所入口着。
65歳以上は入場無料の恩恵にあずかり入園。
なにはともあれ、徽軫灯籠(ことじとうろう)の方向に向かう。

09:50 ことじ灯籠
-- ・ユニークな形と置かれた位置がやはりすばらしい。絵になる
-- ・幸い人が途切れて、よい構図で3ショット

10:05 栄螺山(さざえやま)
-- ・池を拡張した時に出た土を盛って作った小山
-- ・右回りのらせん状に登るのでこの名が付いた

10:20-10:50 時雨亭
-- ・兼六園の中にありながら、独立した茶室と庭園という趣き
-- ・元々は噴水の前にあったが、明治に取り壊され、2000年に現在地に復元された

-- ・障子を開けると庭園が見渡せる
-- ・抹茶と和菓子をいただく
-- ・別棟は庭に面した硝子戸張りの大広間で、茶会や句会に人気が高いという

時雨亭から瓢池(ひさごいけ)を経て兼六園を出る。
夕顔亭と噴水を見落としてしまった!
旧外堀を埋めたお堀通りを陸橋で渡り、向かいの金沢城石川門へ。

◆金沢城
11:15-12:25 城内散策、石川門(現存)から入り河北門(2010年復元)から出る。
-- ・石川門→三の丸→鶴の丸→二の丸→本丸→二の丸→鶴の丸→三の丸→河北門
-- ・天守閣は城創建早々に焼失し、本丸も放棄されたため、復元が難しいようだ

石川門(現存)二の丸菱櫓(復元)

-- ・河北門(2010年復元)→新丸→尾坂門跡(=大手門)
-- ・新丸は、河北門と城の正面出入口の尾坂門跡(=大手門)の間にある
-- ・どういう位置付けかわからないが、現在は広大な芝生広場になっている

-- ・明治になって城は破却され、陸軍の駐屯地になり、戦後は大学キャンパスとなった
-- ・1995年に大学が移転し、2001年に公園とし整備・公開された
-- ・2014年度の北陸新幹線開通を控え、城内各所で復元が進められている

◆ひがし茶屋街へ歩く
城を出て、真っ直ぐに尾張町の交差、東へ右折してしばらくで左側に泉鏡花記念館。

12:35-12:50 泉鏡花記念館。木造の建物と正門は裏通り側にある。
記念館からまもなくの浅野川大橋を渡ると、右手前方の一帯がひがし茶屋街

13:10-13:30 ひがし茶屋街を歩く
-- ・ひがし茶屋街は、らしくない観光化が進んでいるようだ
-- ・事前の調査不足と現地での情報収集不足で、街全体を把握できなかった

◆主計町から近江町市場へ歩く
13:40 浅野川大橋を戻って、橋の下流(西)側沿いの主計町(かずえちょう)の通りへ。
-- ・十店ほどの割烹・料亭が並んでいるが、昼食処は無い。

浅野川大橋まで戻り、右手の三叉路で右折して、やや遠い近江町市場をめざす。暑い。

砂漠のオアシスのようにコンビニが現れたので、飛び込んでカルピスウォーターを買う。
渇きは癒えたが、腹が減って、もう近江町市場まで持たない。
近江市場の手前でうどん店を見つけ、冷し天ざるうどんを頼み、熱い体を冷ました。

◆近江市場
14:35-15:10 近江市場内を探訪
-- ・明るくオープンで活気にあふれる広い市場
-- ・一軒の八百屋さんで加賀野菜を下見。明日注文予定。

◆ホテルへ戻る
近江市場から香林坊まではバスで2停留所だが、歩いてホテルへ。
15:25-19:00 ホテル。
汗を流し、夜に備える。

◆夜の木倉町・居酒屋へ
19:00 ホテル出発、木倉町(きぐらちょう)へ。行きつ戻りつ良さそうな店を探す。
まずはざっと下見をし、戻りは目に付く店をチェックした。
最後は、店名、店構え、看板、そして肝心のメニューを確認し、入口を開けて決める。

20:00-22:00 居酒屋『いな穂』
-- ・「和」の金沢の木倉町の居酒屋らしい居酒屋で、ぜひまた訪れたい。4,800円。
-- ・昨夜と合わせ、金沢の夜は2打数2安打となった。(→「食!」で紹介)

22:10 ホテル帰着。

2013年07月22日

金沢~小布施紀行201307(第1日目)

第1日目(7/07-土) 晴れ
-- ・東京 → 金沢
-- ・金沢市長町の大野庄用水沿いを散策
-- ・居酒屋で加賀料理で一杯

◆東京から金沢へ
08:52-10:25 東京 → 越後湯沢 上越新幹線「たにがわ」
10:48-13:23 越後湯沢 → 金沢 特急「はくたか」
13:50-14:00 金沢駅 → 香林坊(兼六園シャトルバス)

◆武家屋敷跡など散策
14:20 ホテルに荷物を預け、散策出発。Nexus7のGPS記録をセット
木倉町を抜けて、長町の大野庄用水へ。
14:45-15:10 「菊よし さか井」で加賀定食。1,575円。

用水沿いの通りを散策。北端の足軽資料館まで約500m。
金沢ならではの『和』の趣きのある散策路。(別途詳細に報告)
武家屋敷や長い土塀が主役に見えるが、江戸から現代までが同居する不思議な景観。

用水沿いの風景足軽さんのお宅

16:30-17:10 甘味処「金花糖」でクリームあんみつ。800円。(→「食!」で紹介)
用水の途中まで戻り、東に折れて香林坊からホテルへ。
1時間昼寝をして、シャワー。

◆夜歩き
19:30 ホテル発し、香林坊の裏通りの「せせらぎ通り」を歩く。
せせらぎ通りでは、香林坊側を流れる用水沿いの店舗には、それぞれ専用の橋がある。
ただ、懐かしい風情の居酒屋は見当たらなかったのが残念。

せせらぎ通りの夜景

20:30-22:10 割烹「おと川」。昔ながらの心地よい居酒屋風のお店。(→「食!」で紹介)
せせらぎ通りから長町・大野庄用水へ抜ける道沿いに、ポツンと構えている。
「金時草の酢の物」、「太きゅうりの酢の物」、「治部煮」などを賞味。5,300円。

22:15 ホテル帰着。

2013年07月13日

金沢~小布施紀行2013(概要)

◆金沢から小布施へ
城下町巡りで、加賀百万石の金沢へ行く機会がふと訪れた。
-- ・JRの会員パスの利用期間に梅雨が明けた
-- ・F1野菜にうんざりし、加賀野菜を知りたくなった

そして、金沢を調べるうちに、その魅力に引き込まれていった。
-- ・伝統的な文化、工芸、建物、街並みなどが良く保存、管理されている
-- ・百万石の大藩の幅と奥行があり、鑑賞し、食べ、歩くのに十分な容量がある

 ◇ ◇ ◇

小布施は、対照的にこじんまりとした小都市である。
葛飾北斎が、最晩年の肉筆画の時期をここで過ごした。
その肉筆画を鑑賞したく、金沢の帰途、立ち寄ることとした。

 ◇ ◇ ◇

-- ・第1日(7/07 土)東京 → 金沢(長町・大野庄用水沿い)
-- ・第2日(7/08 日)金沢
-- (兼六園、金沢城、ひがし茶屋街、泉鏡花記念館、近江町市場)(木倉町居酒屋)
-- ・第3日(7/09 月)金沢(近江町市場、長町、和菓子) → 長野(泊のみ)
-- ・第4日(7/10 火)小布施 → 東京


◆Nexus7の利用
ようやく使い慣れてきたNexus7、今回は大活躍。
GoogleマップとGPS記録は、特に役立った。
時刻表のネット検索でも助かった。

とはいっても、まだ反省点がある。
小布施で、思い込みとあせりと暑さで冷静さを欠き、ナビ機能を生かせなかった。
ために、とんでもなく道を迷い歩いてしまった。


◆すばらしかった紀行
金沢は、時々はじっくりと訪れたい城下町。
古き良き日本の文化伝統を、これからも守って欲しいと思う。
北斎が愛した小布施は、さらに魅力を探ってみたい。