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2012年07月12日

鶴岡紀行~2012年06月19日

◆城下町・鶴岡へ
JR東のジパング会員パスで新発田へ出かけ、その足を延ばして鶴岡を訪れた。
台風4号の影響の雨の中、タクシーと徒歩で回る日帰り紀行であった。
軽い下見気分で、ざっと鶴岡の情報を得ることができた。

(鶴岡の中心市街地のマップを作成中。まもなく公開予定です)

小学生の時に遠足で羽黒山に行き、その際にバスで鶴岡を通ったと思う。
事前にいろいろ調べていったが、やはり百聞は一見に如かず、であった。
もっとも意外だったのは、お城に櫓や城門などが何も遺されていなかったことだった。

今回は、城下町・鶴岡の一部を知っただけである。
次回は一泊して、居酒屋・スナックのカウンタで地元の人達と語ってみたい。
そこからどんな鶴岡の素顔が見えるか楽しみである。


◆鶴ケ岡城の概要
鶴岡のお城は「鶴ケ岡城」という。
城を築いたのは、庄内藩初代藩主・酒井忠勝。
1622年(元和8年)に信濃松代藩から入封した。

四角い本丸を、内堀、二の丸、外堀が囲んでいる。
天守閣は二層櫓で、内堀と外堀には土塁が廻らされていた。
現存するのは、内堀の三分の二位と外堀の約半分のみである。

本丸には、明治時代に建てられた荘内神社と護国神社がある。
また、2010年に開館した藤沢周平記念館が荘内神社の前方にある。
南東角には、大正天皇の即位を祝して建てられた大宝館がある。

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本丸内には城の面影は見当たらない。
旧二の丸大手門の跡には荘内神社の大鳥居が建っている。
ここの内堀と外堀は埋め立てられ、参道が神社に直通している。


◆致道博物館
藩主の隠居所であった御隠殿と庭園を中心に、全7棟の建物からなる博物館。

-- ・御隠殿と庭園 藩主の隠居所

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-- ・旧西田川郡役所 ミニ博物館

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-- ・旧鶴岡警察署庁舎 内部は非公開
-- ・民具の蔵 古民具を展示
-- ・重要有形民俗文化財収蔵庫 多彩なコレクションを展示
-- ・田麦俣の民家 茅葺きの農家

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-- ・美術展覧会場

見ごたえのある展示をゆっくり鑑賞することができる。
特に「田麦俣の民家」は、内部を見学すると往時の農家の様子がよく分かる。
質素で勤勉、繊細でしたたかな日本人の生活ぶりをこの家屋で実感できた。

致道博物館の入館料は700円、休館は12月~2月の水曜日。


◆旧致道館
致道館は庄内藩の藩校である。
文化2年(1805)に創設され、文化13年(1816)に旧三の丸の現在地に移設。
荻生徂徠の教義(徂徠学)に基づいた教育を行った。

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当時の幕府は朱子学を推奨し、多くの藩はこれに従った。
しかし、庄内藩は敢えて徂徠学を選択した。
朱子学は朱子の解釈によって学び、徂徠学は原典を自ら学ぶ、ということらしい。

致道館の教育の特色:
-- ・天性重視
-- ・個性伸長
-- ・自学自修
-- ・会業重視 会業:ゼミナール形式の発表・討論を行う

小学生レベルには指導教官がつくが、中学生レベル以上では自学自修と会業が中心。
年に数回の試験があり、武芸や馬術の習練もあった。
試験に合格すると年齢や修学年数に関係なく順次進級できた。

   ◇ ◇ ◇

建物は、講堂と御入間(おいりのま=藩主用の部屋)、孔子を祀る聖廟が遺さtれている。
講堂内には教材の版木や古文書資料、学年別の教程表などが展示されている。
もとの敷地は、約15,000平米であったが、現在は約7,000平米という。

致道館は無料公開、毎週月曜日休館。

2012年07月04日

第70回新発田紀行(2012/06/17-20)

梅雨の最中であったが、JR東日本のジパング会員パスで、新発田へ出かけた。
この会員パスは、3泊4日で新幹線・特急を乗り放題で、13,000円。
そこで、間の1日に城下町・鶴岡を歩いてみることにした。

◆成果:
-- ・米仙人とお話。ワラビと放し飼い地鶏の卵を頂く
-- ・西名長柄のHdさんが今季限りで引退することを知る
-- ・『百姓』農家へ伺い、ヤギ母子に会う
-- ・手作り笹だんごとちまきを賞味
-- ・城下町・鶴岡を散策


◆6月17日(日) 晴れ
09:12 上越新幹線で東京発。
11:20 新発田着。ホテルに荷物を預け、駅前の「本田屋」で昼食。
タクシーで〆切の親戚宅へ。

12:20-15:00 歓談。
奥さん手作りの「笹だんご」をご馳走になる。
裏の畑で収穫した小豆の餡、手摘みのヨモギ、裏山で採った笹の葉。

ヨモギも笹の葉も、この季節の旬のもの。
田植えの後の農家の伝統行事であった笹団子作り。
今、味わえる貴重な贅沢。

親戚の車で米仙人の田んぼへ。
15:30-16:15 で米仙人と歓談。
まだ出ているワラビを一束採らせてもらい、さらに卵をいただいた。

仙人と娘さんが放し飼いにしているブリモース種の鶏の赤玉だ。
希少なプレゼントをいただき大感激。
(黄身を取り分けて、指でつまんで掌に落としても割れない!!)

再び、親戚宅へ。
16:45-18:15 歓談。今度は、蒸し立ての「ちまき」をご馳走になる。
ホカホカにきなこを付けて賞味、笹の香りがほんのり。

奥さんに車で新道まで送っていただく。

  ◇ ◇ ◇

18:30-23:15 「えり奈」で、長畑のYさんと歓談。
数日前に、ママを介して待ち合わせを設定しておいた。
お互いに思うことを存分に語り合った。

この『百姓』Yさんは、『百姓』に徹すている。
これからのお付き合いがとても楽しみである。
明18日の午後に、ご自宅へ伺い、子ヤギに会わせてもらうことにして散会。

23:40 ホテルにチェックイン。


◆6月18日(月) 曇のち晴れ
10:10 ホテル出発。駅でレンタサイクル。
10:30-13:00 「2楽章」。
お客さん二人と持参の新発田城下町古地図を見ながら歓談。

13:00-13:30 長畑までサイクリング。
長畑は西名柄の先へ約15分、農道を走る。
13:30-15:30 Yさん宅。

-- ・年季の入った旧家の広い座敷でしばらく歓談
-- ・子ヤギは未だ幼くて、やや離れて柵越し面会
-- ・畑を一回り案内していただく。あの『でんない柿』が8本もあった!!

15:30-16:00 サイクリングで街へ戻る。
「大連軒」で定食。
16:35 ホテルへ戻る。ひと眠り。

18:50 親戚の車がホテルへ迎えに来る。
昨日のワラビ(茹でてアク抜きしてくれた)と仙人の卵を届けてくれた。感謝!
奥さんの笹だんごとちまきも。感激!

19:00-01:30 親戚と新道で。
スナック3軒、居酒屋2軒をハシゴ。
01:40 ホテルへ戻る。


◆6月19日(火) 雨  鶴岡へ
10:00 ホテル発。
08:50-10:27 特急いなほ1号で鶴岡へ。
鶴岡も雨でサイクリング不可、タクシーで街巡りしてから城址公園へ行くことにした。

 ◇ ◇ ◇

( → 鶴岡については、別途「鶴岡紀行」で報告)

 ◇ ◇ ◇

16:12-17:38 特急いなほ12号で新発田へ。
台風4号の影響の強風で徐行区間があり、約30分遅れる。
ホテルに戻り、ひと休みしてから、新道へ。

19:40-20:00 「関洋軒」でハンバーグセット。
20:00-23:10 「ぐみの木」
20:30 ホテルへ戻る。


◆6月20日(水) 雨のち曇
10:00 ホテルをチェックアウト。
タクシーで西名柄のHさん宅へ。
10:15-12:30 Hさんと歓談。

-- ・今季で引退すると聞かされた。「もう、75歳だから」と
-- ・Hさんの米作り作業に打ち込む姿が次々と思い出される
-- ・Hさんは昔ながらの『百姓』の心を忘れない貴重な人材である

タクシーで街へ戻る。
12:45-13:45 「ぐみの木」でランチ。
14:00-14:50 「みやした」で調髪。
15:00-17:30 「2楽章」でマスタと長談義。

18:13-18:52 白新線で新潟へ。
19:23-21:20 上越新幹線で東京へ。
22時過ぎに帰宅。