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2008年09月17日

肉まん:神楽坂「五十番」

◆「五十番」
9月13日(土)、神楽坂で肉まんを買った。
「五十番」は、神楽坂通りの真ん中辺りにある毘沙門天の斜め前。
中華まんと中華料理のお店だ。

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20種類ほどあるという中華まん。
つぎつぎと訪れるお客。
ともあれ、肉まん(1個360円)を2個、あんまん(1個360円)を1個を選んだ。

◆肉まん
帰宅後、電子レンジで暖めて食べた。
ごま油の香りがただよう。
大きくてボリュームたっぷり。

味はあっさりとしている。
薄味でいながら、しっかりとしたうま味。
肉まんはあくまでも普通の味に徹する、という感じ。

それが人気の秘密なのだと思う。
この大きさだと2個でしばらくお腹が持ちそうだ。
冷凍で2週間置けるので、用意しておくと便利かも。

◆あんまん
餡は、つぶした粒餡。
甘い、ボリュームがある。
この餡は、餡だけでもりっぱなものだ。

ともかく、1個食べるのにも、ちょっと覚悟がいる。
ミニもあるので、そちらが良さそうだ。
肉まんにもミニがあるが、これは大きいのがいい。

2008年09月16日

ドイツパン:神楽坂「ベッカー」

◆「ベッカー」
9月10日(水)、神楽坂でドイツパンを買った。
「ベッカー」は、地下鉄神楽坂から坂を下って、大久保通りの交差点のちょっと手前の左側。
ドイツパンのお店だ。

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◆まじめなパンが食べたい
最近、しっかりした食べ応えのあるパンを探していた。
柔らかかったり、パサッとした頼りないパンがやたらと多い。
そして、神楽坂のガイドブックで「ベッカー」を見つけた。

◆ドイツパン
ドイツのライ麦パンなら、酸味があって、歯ごたえもありそうだ。
こじんまりした店内のショーケースをのぞく。
あるある、パンナイフでゴリゴリと切って食べるようなドイツパン。

クルミ、レーズン、オレンジピール入りライ麦パン。
最初に買ったこのパンは、まさに先頭打者ホームラン。
知らず知らずにどんどん食べてしまう。

パン生地は、ナイフで切る固さで、コクがあり、軽い酸味が効いている。
クルミ、レーズン、オレンジピールもそれぞれに個性的な味で香りもいい。
こんなパンにめぐり会える神楽坂は、これからも楽しみな街である。

◆プレッツェル
ここの看板商品で、ネットでも評判が良い。
表面に岩塩が塗ってあり、とてもいい塩味だ。
ただし、かなり固くて、歯が弱いため賞味不十分でありました。 残念!

2008年09月15日

きんつば:神楽坂「きんときや」

◆「きんときや」
9月13日(土)、神楽坂で『きんつば』を買った。
「きんときや」は、JR飯田橋から神楽坂へ入って直ぐの左側にある。
神楽小路の入り口の角。

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ここは、『きんつば』などの焼き菓子がメインのお店。
初めてなので、まずは看板商品の『きんつば』を買う。
ただし、栗入りは売切れで、芋の『きんつば』。

◆『きんつば』とは
もとは江戸中期の京都で、上新粉(米粉)の生地で餡を包んで焼いたもの。
日本刀の鍔の形で丸かったのと色から「ぎんつば(銀鍔)」と呼ばれた。
それが江戸に伝わって材料が小麦粉に代わり、名前も『きんつば』に変わった。

四角の『きんつば』は明治時代に作られるようになった。
餡を寒天で四角く固めたものに、小麦粉の生地を付けながら、一面ずつ六面を焼く。
「きんときや」の『きんつば』はこの形であるが、回りの生地がごく薄いのが特徴のようだ。

『きんつば』は『今川焼』と混同されることがある。
『きんつば』を『今川焼』という、あるいは『今川焼』を『きんつば』という。
自分でも『きんつば』を『今川焼』のスタイルでイメージしていた。

『今川焼』は、たい焼きのように餡を生地で挟んで型に入れて焼く。
型を使うところが大きく違う。
今回の『きんつば』で、Wikipediaを参照して分かった。

◆「きんときや」の『きんつば』
4cm角で厚さ2cmの大きさで、手ごたえのある重さ。
芋の風味がほの甘く、自然の味である。
今度はぜひ栗の『きんつば』を食べてみたい。

『きんつば』は一個 160円。
他に、いろいろ取り合わせて買ってみた。
きんとき餅(130円)、きんときポテト(160円)、どら焼き(150円)、くず餅(250円)。

2008年09月09日

珈琲豆:神楽坂「緑の豆」

◆神楽坂「緑の豆」
9月8日、久しぶりに神楽坂へ。
ガイド・ムックに載っていた珈琲豆のお店に立ち寄った。
『神楽坂ブレンド』という豆があるという。

そのお店「緑の豆」は、神楽坂通りから朝日坂という横丁へ入る。
20mほどの左側にさりげなくある。
ちょっと見はまるで珈琲店らしくない。

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普通は、珈琲色(黒やこげ茶色)の店構えなのに、明るい緑色だ。
中の様子も珈琲店らしくない。
大きなガラスの容器に「緑」色の豆が入って並べてある。

◆店内
マスターに『神楽坂ブレンド』を200gと1杯を注文する。(1,110円+300円)
「焙煎しますので少々お時間がかかります」
そうなんだ、緑の生豆を注文の都度、焙煎するのだ。

「いいですよ」と云って、店内の探訪を始める。
こじんまりした店内には、豆の容器が並び、音を立てて稼動中の焙煎器。
2席のテーブルが2つに、立ち飲みの小カウンター。

◆『神楽坂ブレンド』
マスターと神楽坂や珈琲の話でダベる。
けっこうしばらくして、焙煎が終り、今度は豆挽き。
ようやくお待ちかねの『神楽坂ブレンド』が出てきた。

ひと口飲む。(もちろんストレート)
う~ん、これは、これは。
こういう珈琲があったのか!

 ◇ ◇ ◇

苦味は無い、酸味は無い、甘味も特に無い。
つまりはなんにも無い。
なんにも無いのに、実にいい味の珈琲なのだ。

「最近の強い焙煎などを謳う風潮にNOと云いたかった」とマスター。
個性や特徴をことさらにアピールするのが今の世の中。
なんにも無いどいうところに、真の珈琲を求めるマスターの心意気を感じる。

自宅で、ペーパードリップで煎れてみた。
やんわりとした存在感のある味、コク、香り。
『神楽坂ブレンド』は、すっかりクセになりそうだ。

すてきな珈琲とのうれしい出会いの1日でありました。