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2010年05月29日

米仙人の手植え2010(2)

◆手植えのビデオの編集
現地に到着したとき、米仙人はちょうど田植枠での作業中であった。
それをスタートに、手植えの風景をビデオに収めた。
これらをダイジェスト版を編集した。

ビデオを再生

◆仙人の働きぶり
米仙人は働くというより、体が動くという感じである。
ひとつの作業をこなしながら、次を予測している。
いつも全体を見渡して、緻密に計算している。

重労働の田植枠を転がして、枠目を付ける。
手植えの進み具合で、補充用の苗をあぜに置いていく。
植え終った田の水を調節し、手が空けば、手植えに参加する。

監督であり、作業者であり、作業支援者である。
おかげで、早乙女(!)達は植えることに専念できる。
ウグイスやキジやカエルの声を聴きながら、手植えがゆっり進んでいく。

2010年05月25日

米仙人の手植え2010

◆天候不順で手植えも遅れる
米仙人の手植えも、今年は低温の影響で遅れた。
ようやく、5/19-20 の予定が決まり、新発田へ出かけた。
昨年は、5/6-7 であった。

◆今年の手植え(5/19)
仙人と娘さんで3年目、親戚の奥さんが加わって2年目。
和気あいあいながら、真剣な作業が進む。
天気はやや曇りで、田植え日和。

手植えの速度も上がっているようだ。
娘さんの頑張りが効いている。
先輩である親戚の奥さんに着いて行こうと、すごいがんばり。

仙人は、あいかわらず、多様な作業を隙無く進める。
田植枠を転がし、手植えに参加し、向こうのあぜに一輪車で補充用の苗を運ぶ。
田んぼの水の調節をし、作業状況を眺めては次の作業を読んでいる。

◆米仙人のことば
一息いれている仙人がおっしゃった。
「重労働ですがね。やれと言われたらできませんわ。
米を作るのが楽しみだから、この年まで続けてますわね」

◆所感
ウグイスのさえずり、蛙の鳴き声、水の音。緩やかに淡々と続く手植え。
写真、ビデオ、文章の表現を越えている。
現地では淡々と撮影し、今は淡々と文章を綴るのみである。

あの風景はいったい何であるのか。昔の田植えの継承か。
いや、それとは異なる次元の風景に思えてならない。
仙人郷、桃源郷、理想郷、日本人の心の故郷、などなど。

2010年05月15日

田植え2010(3)~ 米仙人の手植え

◆米仙人の田植えは遅くなる
米仙人は今年も「手植え」の田植えをすることになった。
予定は、19&20日の水・木曜日で、親戚の奥さんがまた手伝うことになった。
もちろん、写真とビデオの撮影に伺うつもりである。

2010年05月10日

田植え2010(2)~ 新発田

◆田植えのビデオ
田植えの風景を撮影した速報版ビデオを編集。
走行する」田植機(5/3)+チームの作業風景(5/4)でまとめた。
後者については、後日、説明テロップを入れて再編集予定。

田植えの風景ビデオ

2010年05月08日

田植え2010(1)~ 新発田

◆4月の天候不順で田植えに遅れ
5/3(月)~ 6(木)に、新発田へ田植えを撮影に出かけた。
今年の田植えは、全体として一週間ほど遅れている。
4月の低温が響き、苗の生育が思わしくない。

ゴールデン・ウィークに入ってようやく好天気が続いている。
まだ水を張っていない田んぼも目立って、これから代かきだ。
ただ、Hさん宅では例年通り、5/2-5 に作業していた。

◆田植えの作業風景
毎年、決まった作業が淡々と続く。
Hさんの田植えは、重い苗箱を約1,500個も運搬、積込みをする重労働。
ご主人夫婦とその息子さん夫婦の4人でチームを組む。

ご主人が田植機を運転し、息子さんが苗の積込む。時々重い肥料も積込む。
奥さん達は、あぜを鍬(くわ)で整えたり、空いた苗箱を側溝で洗う。
ご主人の奥さんはビニールハウスから軽トラックで苗箱を運ぶ。

田植機が方向転換するとき、わだちの跡がつく。
それを鋤(すき)でならすのは、奥さん達と息子さん。
他にもいろいろな作業があり、見事なチームワークでこなしていく。

マニュアルなど無いし、監督もいないし、勤務評価も無く、粛々と作業する。
経済・経営的には、小規模な労働集約作業で、生産性は低いかもしれない。
しかし、ここに日本人のすばらしい資質の原点が見えるのは確かである。

◆米仙人の田植えは遅くなる
米仙人は今年も手植えの田植えをすることになった。
予定は、15&16日の土日、親戚の奥さんがまた手伝うことになった。
もちろん、写真とビデオの撮影に伺うつもりである。